2010年07月31日
讃岐うどん2010年7月
実に半年ぶりとなった、今年2回目の讃岐うどん店巡りです。
今回は自分を含めて3人。利便性を考えてレンタカーを利用しました。
事前に要望etcを伺った上で訪問店のコンセプトを固めました。
○ぜひ行ってみたいリクエスト店
○車じゃないとなかなか行けない店
○ワタクシが行ったことが有り、美味いと思った店
該当する数軒を脳内からリストアップして、大体の訪問ルートを考えました。
車での移動は初めてなので、移動時間が読めないのは気掛かりでしたが…
今回は自分を含めて3人。利便性を考えてレンタカーを利用しました。
事前に要望etcを伺った上で訪問店のコンセプトを固めました。
○ぜひ行ってみたいリクエスト店
○車じゃないとなかなか行けない店
○ワタクシが行ったことが有り、美味いと思った店
該当する数軒を脳内からリストアップして、大体の訪問ルートを考えました。
車での移動は初めてなので、移動時間が読めないのは気掛かりでしたが…
2010年7月31日 午前8時00分
JR高松駅構内にて、サポ仲間のメンバーと合流しました。
前日の晩に何があったか覚えていませんが、土曜朝イチからスタートです。
事前に予約しておいたレンタカー店へ向かいます。ひとり2F事務所へ上がって手続き。
手続きが終わって下に降りたら、皆にお願いしなきゃいけないなぁ。
『実はペーパードライバーなんです。ナビ役をしますので済みませんが運転をお願いしm』
店員「お連れ様は車内でお待ちですよ」へっ!?
「出発前に車を一周して頂いて、キズなど無いかご確認下さい」いかん、この流れはもしや…
という訳で、7年振りに公道でハンドルを握る事となりました。
カーナビの目的地検索で「ひ」「こ」と打ち込んで、恐る恐るアクセルを踏み込みました。
思わず口を突いて出たのは、ファーストガンダムの名セリフ「こいつ…動くぞ!」
午前8時50分
同行者のサポートのお陰で、無事に一軒目・彦江製麺所に到着できました。
駅から歩くと25分かかりますが、やはり楽勝ですな。
住宅街の中を通る店までの狭い道、何の看板も出てない外観を存分に堪能して頂いてから中へ。
一玉目 かけ一玉140円 だしは冷たいので。

深遠なる味わいのダシ。まずは手堅い所ですね。
これより先は、一軒訪れるごとにジャンケンで運転者を決めることになりました。
ハーイ、じゃーんけーんぽーん「あっ…」
水曜どうでしょうに於けるミスターばりのお約束な展開に、若干オイしいと思いつつ
続けてハンドルを握る事になりました。目的地設定入力は「や」「ま」…
午前9時40分
二軒目はやまうちうどんです。
店に至るまでの「こんな山奥に本当にうどん屋が有るのか」的スペクタクルを
思う存分味わって頂き、無事に到着。今回は営業してるなヨシヨシ
二玉目 ひやひや小200円 ゲソ天120円

コレコレ!このコシ、このねじれ麺!
同行者にも気に入って頂いた様です(店のロケーション等など込みで)。
2008年10月に食べそびれたゲソ天も美味でした。
さすがに運転3連続は生命の危険を感じるという事で、暫く運転席を外れました。
道中、ひまわり畑が目に入ったので、思わず途中下車。

一週間前だったら、もっと綺麗だったんだろうなぁ。
午前10時40分
次に向かったのは、唯一、自分が行ったことがない店です。
他の店とは距離が有るが、車じゃないとナカナカ行けないので
どうしても行ってみたかった。(公共交通機関だと片道900円のバスしか辿り着く手段は無い)
それが三軒目の谷川米穀店。
11時開店でしたが既に行列が出来ていました。
辺りは駐車中の車が多数。ちょっとした山の中の観光地です。

並ぶこと約30分。ようやく店内へ入ることができました。
中はそれ程広くありません。座れるのはせいぜい14,5人ほど。

大型連休中には、11時になったと同時に↑このウチワが出たとか。
注文してから食べるまでの流れは次の通りです。
入り口すぐ右のカウンターでオバちゃんに食べたい物を告げ、
少し先でドンブリに入ったうどんを受け取る。
各自テーブルへ持っていき、好みに応じて薬味を加えて食べます。
醤油・酢・ネギ・一味・青唐辛子の佃煮など。ダシは入ってません。
お代りは、どんぶりをカウンター越しに渡したら麺を入れてくれます。
会計は店を出る時にまとめて、杯数は自己申告制です。
では三玉目。うどん小 冷や120円

まずはオーソドックスに、ネギを乗せて醤油のみで。
うむ。これは喉越しが良い麺です。コシはそれほど強くない。
まるで飲み物の様にするするっと行けてしまいます。
半分ほど食べ進めたところで、名物の青唐辛子を乗せてみました。
ほんの少しでも辛いという話なので、量に気を付けて…

むふおぅっ
いやいやコレは予想以上の火力です。
ベタな言い回しですが口の中が火事になってしまいましたw
せっかく来たんだから、違う食べ方も試してみたいよねーという事で。
四玉目 同じくうどん小 冷や120円
今度は酢を加えてみました。これは美味い!
「谷川のうどんは酢で化ける」という言葉を聞いたことが有りますが、正にその通り。
酸っぱ過ぎない絶妙な味加減の酢が、麺の爽やかな喉越しを倍増させてくれました。
さてさて。ここまでは実に順調に進んできました。
時間・メンバーの腹具合と相談した所、もう一軒追加しても良さそう。
という事で急遽四軒目を追加。お気に入りの長田in香の香へと向かいました。
午後0時15分
丁度お昼時の到着で結構な台数の車が停まっていましたが
勝手知ったるこの店、特に焦りは有りませんでした。
寧ろ気がかりなのは別の事でして…
五・六玉目 冷しうどん大 350円

何も言うことはございません。何回食べても心から感じる幸せ。
同行者は二人とも釜揚げを注文されていました。
クーラーがばっちり効いているので、夏場でも釜揚げを頼む人は多いんだとか。
気になること。それは…店を出たのは0時半過ぎ。
締めに向かう予定の池上製麺所は高松市内、営業時間13時半まで。
現在地は県の西寄り、そこから東方面へ一気に戻る事になります。
カーナビが弾き出した到着予定時刻は13時45分。
交通状況によって変動するとは言え、間に合うかどうか微妙。
午後1時30分
何とかギリギリ開店時間に間に合いました。
運転して頂いた方の伝説のドライビングテク、久々に堪能しましたw
七玉目 かけ一玉150円を冷たいダシで。+生玉子50円

よく考えたらコレって月見うどんそのものじゃないかw
池上製麺所は、同行者の方のリクエストで訪れました。
私が2009年1月に訪問した時、張り紙に書いてあった
札幌市内の「まんでがん製麺所」との味の比較をしてみたかったとの事で。
やはりと言うか何というか、全く別物だったそうです。
車を返しに行く途中、空港通りのルーヴ2Fカフェにて御茶と甘いものなぞ。

豊島レモンのミゼラブル400円
今回のツアーで、車を利用したうどん店巡りに或る程度メドを付けられました。
同行者二人には実験台となって貰う形になってしまいました
電車やバスを使う場合の時間的制約が無くなり、
自転車・徒歩による体力の消費が避けられるのは大きなメリットです。
かかった費用は一人あたり2,000円台前半。(ガソリン満タン返し代込み)
「ことでん・JRくるりーんきっぷ」より、ほんのちょっとだけ上乗せで済みます。
効率良く回れるのに加え、断片的に記憶していた景色と景色が
「線」で繋がる感覚は、運転していて楽しいものでした。
次にどなたかと巡る機会がありましたら、是非また車で回りたいです。
お世話になったのは「平成レンタカー」さん。
カーナビ標準装備。しかも殆どのうどん店プリセット済。素晴らしい。
いつもは一人ですが、何人かで一緒にうどん店を巡るのも楽しかったです。
紹介させて頂いた店のうどんを食べて「美味しい」と言って貰えた瞬間は、
自分が美味しいうどんに巡り会えた時より何倍も嬉しいものです。
これからもその瞬間を味わえる様に、美味しい店を追求し続けますよ!
JR高松駅構内にて、サポ仲間のメンバーと合流しました。
前日の晩に何があったか覚えていませんが、土曜朝イチからスタートです。
事前に予約しておいたレンタカー店へ向かいます。ひとり2F事務所へ上がって手続き。
手続きが終わって下に降りたら、皆にお願いしなきゃいけないなぁ。
『実はペーパードライバーなんです。ナビ役をしますので済みませんが運転をお願いしm』
店員「お連れ様は車内でお待ちですよ」へっ!?
「出発前に車を一周して頂いて、キズなど無いかご確認下さい」いかん、この流れはもしや…
という訳で、7年振りに公道でハンドルを握る事となりました。
カーナビの目的地検索で「ひ」「こ」と打ち込んで、恐る恐るアクセルを踏み込みました。
思わず口を突いて出たのは、ファーストガンダムの名セリフ「こいつ…動くぞ!」
午前8時50分
同行者のサポートのお陰で、無事に一軒目・彦江製麺所に到着できました。
駅から歩くと25分かかりますが、やはり楽勝ですな。
住宅街の中を通る店までの狭い道、何の看板も出てない外観を存分に堪能して頂いてから中へ。
一玉目 かけ一玉140円 だしは冷たいので。

深遠なる味わいのダシ。まずは手堅い所ですね。
これより先は、一軒訪れるごとにジャンケンで運転者を決めることになりました。
ハーイ、じゃーんけーんぽーん「あっ…」
水曜どうでしょうに於けるミスターばりのお約束な展開に、若干オイしいと思いつつ
続けてハンドルを握る事になりました。目的地設定入力は「や」「ま」…
午前9時40分
二軒目はやまうちうどんです。
店に至るまでの「こんな山奥に本当にうどん屋が有るのか」的スペクタクルを
思う存分味わって頂き、無事に到着。今回は営業してるなヨシヨシ
二玉目 ひやひや小200円 ゲソ天120円

コレコレ!このコシ、このねじれ麺!
同行者にも気に入って頂いた様です(店のロケーション等など込みで)。
2008年10月に食べそびれたゲソ天も美味でした。
さすがに運転3連続は
道中、ひまわり畑が目に入ったので、思わず途中下車。

一週間前だったら、もっと綺麗だったんだろうなぁ。
午前10時40分
次に向かったのは、唯一、自分が行ったことがない店です。
他の店とは距離が有るが、車じゃないとナカナカ行けないので
どうしても行ってみたかった。(公共交通機関だと片道900円のバスしか辿り着く手段は無い)
それが三軒目の谷川米穀店。
11時開店でしたが既に行列が出来ていました。
辺りは駐車中の車が多数。ちょっとした山の中の観光地です。

並ぶこと約30分。ようやく店内へ入ることができました。
中はそれ程広くありません。座れるのはせいぜい14,5人ほど。

大型連休中には、11時になったと同時に↑このウチワが出たとか。
注文してから食べるまでの流れは次の通りです。
入り口すぐ右のカウンターでオバちゃんに食べたい物を告げ、
少し先でドンブリに入ったうどんを受け取る。
各自テーブルへ持っていき、好みに応じて薬味を加えて食べます。
醤油・酢・ネギ・一味・青唐辛子の佃煮など。ダシは入ってません。
お代りは、どんぶりをカウンター越しに渡したら麺を入れてくれます。
会計は店を出る時にまとめて、杯数は自己申告制です。
では三玉目。うどん小 冷や120円

まずはオーソドックスに、ネギを乗せて醤油のみで。
うむ。これは喉越しが良い麺です。コシはそれほど強くない。
まるで飲み物の様にするするっと行けてしまいます。
半分ほど食べ進めたところで、名物の青唐辛子を乗せてみました。
ほんの少しでも辛いという話なので、量に気を付けて…

むふおぅっ
いやいやコレは予想以上の火力です。
ベタな言い回しですが口の中が火事になってしまいましたw
せっかく来たんだから、違う食べ方も試してみたいよねーという事で。
四玉目 同じくうどん小 冷や120円
今度は酢を加えてみました。これは美味い!
「谷川のうどんは酢で化ける」という言葉を聞いたことが有りますが、正にその通り。
酸っぱ過ぎない絶妙な味加減の酢が、麺の爽やかな喉越しを倍増させてくれました。
さてさて。ここまでは実に順調に進んできました。
時間・メンバーの腹具合と相談した所、もう一軒追加しても良さそう。
という事で急遽四軒目を追加。お気に入りの長田in香の香へと向かいました。
午後0時15分
丁度お昼時の到着で結構な台数の車が停まっていましたが
勝手知ったるこの店、特に焦りは有りませんでした。
寧ろ気がかりなのは別の事でして…
五・六玉目 冷しうどん大 350円

何も言うことはございません。何回食べても心から感じる幸せ。
同行者は二人とも釜揚げを注文されていました。
クーラーがばっちり効いているので、夏場でも釜揚げを頼む人は多いんだとか。
気になること。それは…店を出たのは0時半過ぎ。
締めに向かう予定の池上製麺所は高松市内、営業時間13時半まで。
現在地は県の西寄り、そこから東方面へ一気に戻る事になります。
カーナビが弾き出した到着予定時刻は13時45分。
交通状況によって変動するとは言え、間に合うかどうか微妙。
午後1時30分
何とかギリギリ開店時間に間に合いました。
運転して頂いた方の伝説のドライビングテク、久々に堪能しましたw
七玉目 かけ一玉150円を冷たいダシで。+生玉子50円

よく考えたらコレって月見うどんそのものじゃないかw
池上製麺所は、同行者の方のリクエストで訪れました。
私が2009年1月に訪問した時、張り紙に書いてあった
札幌市内の「まんでがん製麺所」との味の比較をしてみたかったとの事で。
やはりと言うか何というか、全く別物だったそうです。
車を返しに行く途中、空港通りのルーヴ2Fカフェにて御茶と甘いものなぞ。

豊島レモンのミゼラブル400円
今回のツアーで、車を利用したうどん店巡りに或る程度メドを付けられました。
電車やバスを使う場合の時間的制約が無くなり、
自転車・徒歩による体力の消費が避けられるのは大きなメリットです。
かかった費用は一人あたり2,000円台前半。(ガソリン満タン返し代込み)
「ことでん・JRくるりーんきっぷ」より、ほんのちょっとだけ上乗せで済みます。
効率良く回れるのに加え、断片的に記憶していた景色と景色が
「線」で繋がる感覚は、運転していて楽しいものでした。
次にどなたかと巡る機会がありましたら、是非また車で回りたいです。
お世話になったのは「平成レンタカー」さん。
カーナビ標準装備。しかも殆どのうどん店プリセット済。素晴らしい。
いつもは一人ですが、何人かで一緒にうどん店を巡るのも楽しかったです。
紹介させて頂いた店のうどんを食べて「美味しい」と言って貰えた瞬間は、
自分が美味しいうどんに巡り会えた時より何倍も嬉しいものです。
これからもその瞬間を味わえる様に、美味しい店を追求し続けますよ!
タグ :讃岐うどん
Posted by ドミノス at 22:24│Comments(2)
│ドミs_on_Tour2010
この記事へのコメント
讃岐うどん巡りも、車移動という手段を得て、新たな段階に入りましたね。
閲覧者をPC画面前で悶絶させるような、旨そうなレポを期待しております。
それにしても、来年も四国に行く用事が出来てしまいそうな情勢ですね…。
閲覧者をPC画面前で悶絶させるような、旨そうなレポを期待しております。
それにしても、来年も四国に行く用事が出来てしまいそうな情勢ですね…。
Posted by あさぎ at 2010年09月14日 21:46
○あさぎさん
この度のツアーでは、ぶっつけ本番での運転でしたが
一人で車利用は色んな意味でシンドイので、やはり
複数で回る時の方が良いですね。
このままだと、余り言いたくないけど
「来年も又お待ちしてます」になりそうです…
ま、自分は来年どっちであろうとも、うどんを食べに行きますけどねw
この度のツアーでは、ぶっつけ本番での運転でしたが
一人で車利用は色んな意味でシンドイので、やはり
複数で回る時の方が良いですね。
このままだと、余り言いたくないけど
「来年も又お待ちしてます」になりそうです…
ま、自分は来年どっちであろうとも、うどんを食べに行きますけどねw
Posted by ドミノス at 2010年09月14日 23:12