デトロイト・メタル・シティ
予想以上に面白かったです。笑えました。
原作コミックスは全く読んで居らず、あらすじをWikipediaでザッと読んだだけ。
しかも、ネット上で思いがけずネタバレ記事を目にしてしまったのを
差し引いても充分に楽しめました。
映画全編をもっと馬鹿路線で突っ走るのかなぁと予想していましたが、
笑いあり感動?ありの、普通に良作な青春ラブコメ風味のギャグ映画でした。
見終わった後、帰りのエレベーターで泣いてた女の子を見掛けました
作品を通して貫いていたテーマ(一応)は「夢」…夢を見る事、そして見せる事。
それを表していたフレーズが"No Music,No Dream"
その上に乗っかって緩急を付けてSATSUGAIだのF**Kだのやっていたから面白かった訳でして。
笑えたポイントは、ギャップ。
キモい音楽青年・根岸と、デスメタルのカリスマ・クラウザーさんが同一人物で、
TPOに応じて、バレないように切り替えようとしてバタバタする所ですね。
ミュージシャンの端くれの端くれたるワタクシの立場からすると、突込み所は割と有ります。
どっからその衣装が出てきたんだよ、とか。
3ピースバンドで弾いてないのに、ディストーションの効いたギター鳴ってる、とか。
いや、そもそもそれって対バンじゃないし、とかw
まぁ元々、原作がギャグマンガなんで、そういう細かい所を
押し切って余り有る程の勢いは有りました。
対バンの場面では端折ってる感がアリアリでしたので、
そこは原作を読んでから見るべきだったかなぁと思いました。
見終わった後は、前向きな気持ちにさせてくれる映画と思います。
但し、若干間違った方向のベクトルになるかと思われますがw
加藤ローサたん可愛いよハァハァ
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