会場内には2つのステージ。
正面のセンターステージと向かって左のレフトステージで交互に出演する形式でした。
片っ方で演奏している最中にもう片っ方でセッティングしていたので
待ち時間が殆ど無く、サクサクと進行して行きました。
(アーティスト名の
斜体表記がレフトステージ、通常フォントがセンターステージです)
客席はブロック指定で、決められたエリア内に(写真1枚目の)シートを敷いて
座るなり立つなり寝るなり…観客各自が思い思いのスタイルで観ていました。
自分の席を確保してスグに飲食コーナーへ。
10数店舗のケータリングカーで、世界各国の料理を提供していたんですが
どこもかしこも凄い行列なのでした。
並び中にLive本編スタート。
1.mi-gu
女性ドラマー「あらきゆうこ」のソロプロジェクトだそうです。
メシ並び中だったので全く観られませんでしたが、
音だけを聴いた感じだと…轟音系?
01.pulling from above
02.spider
03.Choose the Light
04.from space
2.pupa
自分のシートに戻ってきたのとほぼ同時にスタートでした。ギリギリセーフ…
この日のお目当て・その1でした。
メンバー6人全員が揃いのTシャツ(通し番号が入っている)。
2曲目でヴォーカルの原田知世さんが登場。
その所作の一つひとつが、堪らなく可憐。
イヤホンモニターをセットする仕草、曲間にタオルで汗を拭く仕草etc...
ワタクシより3つ年上で、そのキュートさは反則ですw 鳥肌モノでした…
あ、知世さんの事ばかり書きましたがw pupaの音はかなり好みです。
浮遊感のある儚げなエレクトロニカサウンドの上で、舞う様な歌声。
去年のライブに行けなかったので、念願叶いました。
01.Jargon~What's pupa~
02.Unfixed Stars
03.At Dawn
04.Sunny Day Blue
05.Let's, Let's Dance
06.If
07.Creaks
08.Anywhere
3.コトリンゴ
某・日本酒のCMで使われた#01は、きっと聴いたことが有るはず。
ざっくり例えると
天然度数の高い矢野顕子
以前FMの番組でゲスト出演した時にも思ったのですが、この人、不思議ちゃんですね(笑)
01.こんにちは またあした
02.colormaker
03.chocolate
04.おいでよ
4.LOVE PSYCHEDELICO
昔は好きだったんだけどなァ…何気にアルバム2枚持ってるし。
superflyも、5年後には彼らの様なポジションになってしまうのかなぁと思いつつ飲食ブースへ移動。
あぁそう言えば#04流行ってたな…あれっ聴き覚えのあるシンセのフレーズが…ってオイ、
Nice Ageかよっ!シャープなR&Rにアレンジしていて、かなりカッコ良かった。
メシ並び中の俺涙目…本気で後悔しました。
01.Freedom
02.Free World
03.Last Smile
04.Lady Madonna~憂鬱なるスパイダー~NICE AGE~Lady Madonna
5.高野寛
今じゃスッカリYMOファミリーの一員だけど、元々は#01や#03のヒット曲を持つ
ソロアーティストだったんですよね。
あれから結構年は経つ筈なのに、相変わらず爽やかな人でした。
01.ベステンダンク
02.Black & White
03.虹の都へ
04.夢の中で会えるでしょう
6.Y.sunahara
砂原良徳(元・電気グルーヴの「砂原まりん」)です。
この人、重度のYMOヲタなんですよね。カルトQのYMOの回で優勝した事が有るとか。
1993年の再生YMOに対しては当時、辛辣な内容のコメントを寄せていたと記憶していますが
それは愛情の裏返しなのがモロ分かりで微笑ましかったりしてw
…メシ並び中でちゃんと観てませんでした。テクノすなぁ。
01.Tomorrow
02.Earth Beat
03.Balance
04.Population
05.Lovebeat
7.ASA-CHANG&巡礼
パーカッション2人とマニピュレーター1人のユニット。
民族音楽+テクノ、といった感じでした。
01.Jippun
02.影の無いヒト
8.スチャダラパー
自分はヒップホップを聴きませんが、それはジャンル丸ごと毛嫌いしているからではなくて。
その中でもスチャダラパーは好きな部類に入ります。
彼らのステージは、理屈抜きに楽しかったです。
木村カエラをフィーチャーした#05では、サプライズで出てこないかなーと密かに期待したりして。
出なかったけど。
それにしても、MCで「こんなに沢山の人が立って観てくれて、
マンモスうれPです」は
時節柄ヤバいだろwww
01.今夜はブギーバック
02.BD発言
03.Under the Sun
04.Get Up And Dance
05.Hey! Hey! Alright
06.Good Old Future
07.ライツカメラアクション
08.サマージャム'95
9.THE DUB FLOWER
おぉ、いとうせいこう久しぶり!音楽活動もやってたのね。
その名の通りダブサウンドでした。つか並び中でちゃんと聴いてませんでした…
01.からっぽフレーバー
02.傘がない〜EXODUS〜
10.Chara
実はYMOと全く関係が無い訳ではないんですよね。
アルバム"Junior Sweet"に収録されている「しましまのバンビ」という曲の後半では
G.高野寛 B.細野晴臣 Dr,森高千里(!)という豪華メンバーなんですよね。
何故、江口洋介の嫁が入ってるかと言えば、恐らく、当時ローソンのCMで
細野さんと共演していたからなんですよね。確か。
以上どーでもいい豆知識でしたw
独特な唄い回しとボソボソした喋りなので、Charaは余り野外ライブ向きじゃないなぁ、
と思いました。(むろん、好き/嫌いとは別次元の話で。)
01.やさしい気持ち
02.Junior Sweet
03.Breaking Hearts
04.月と甘い涙
05.Call me
11,グラノーラ・ボーイズ
スンマセン又も並び中でちゃんと聴いてませんでした…
映画音楽やM.ジャクソン等の曲を、まったりした演奏でカバーしていました。
01.I can't help it
02.Witch tai to
03.サボテン
04.どですかでん
12.ムーンライダーズ
かなりな大御所バンドであるにも関わらず、これまで1曲も聴いた事が有りませんでした。
メンバーは相当お年を召していて、オッサンというよりジ(ry でしたが
まだまだ若々しい演奏。結構な事です。
…残念ながら、自分にはピンと来ませんでした…
01.ヴィデオ・ボーイ
02.シリコン・ボーイ
03.Come Up
04.冷えたビールがないなんて
05.夢が見れる機械が欲しい
06.くれない埠頭レゲエ
07.ヤッホーヤッホーナンマイダ
08.BEATITUDE
13.相対性理論
「LOVEずっきゅん」が変な形で耳に残っていたので、
ライブに先駆けて「シフォン主義」を聴いてみました。
…ナシだな。かなりあざとい。自分にとっては、狙いすぎて外してる、という感じ。
ローファイサウンド、直立不動で唄う脱力系女性ヴォーカル、
確信的に歌詞の中へ散りばめられた固有名詞。
彼らだけが、大型ビジョンで終始「引き」の映像のみ(アップなし)でした。
MCは始まりの「今晩は、相対性理論です」
何曲目かが終わった後「あ…東風(TongPoo)吹いてきた?」
終わった後の「チャオ」3回だけw 曲紹介・メンバー紹介一切無し。
まぁ徹底していいんじゃないでしょうか。自分には合わないけど。
1. LOVEずっきゅん
2. 地獄先生
3. ペペロンチーノ・キャンディ
4. テレ東
5. 品川ナンバー
さて、いよいよです。メインステージの「3つの台」は既にセッティング完了。
客席の空気が一変します。皆、シートを取っ払って前方へ突撃w
自分も、
東寺の時とは違って肉眼でバッチリ拝める位置を確保。
14.Yellow Magic Orchestra
1曲目は何で来るか。
コッチはてっきり「以心電信」辺りが来る、と身構えていた所で
大型ビジョンに映されたのは、ドラムを叩きながら唄う幸宏さんの姿と、"You say yes"の歌詞。
まさかビートルズで来るとは!!!
かつての"Day Tripper"の様にコテコテなテクノアレンジではなく、割とストレートな演奏でした。
以降は、昨今のHAS~HASYMO~Yellow Magic Orchestraの流れに沿った選曲。
#03は最近やってなかったかな。曲間で教授が、"PACEと書かれた7色の旗を振っていました。
「平和の旗」だったのね。(参考:Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%81%AE%E6%97%97
#09が終わったと同時に、席を離れて出口へ急ぎました。
終演後は退場規制が行われて、帰り道がダダ混みという話を聞いていたので。
アンコールの、細野さんのマリンバと曲終了後の花火は遠目から観ていました。
いやぁ、お腹一杯です。
01.Hello, Goodbye
02.Rescue
03.Thousand Knives
04.The City of Light
05.Tibetan Dance
06.Supreme Secret
07.Still Walking to the Beat
08.Riot in Lagos
09.Rydeen 79/07
Encore Fire Cracker
World Happinessは、老若男女がのんびりと楽しめる夏フェスというコンセプトとの事ですが
(ソース:
Studio Voice内特設ブログ)
残念ながら、会場の観客全てがハッピーという訳にはいきませんでした。
観客とスタッフ、或いは観客同士のトラブル・揉め事が有ったと聞きます。
実際、自分も1件目の当たりにしました…
人数が増えるとその分、当然色んな考えの人が来る訳で。致し方ないんでしょうか?
又、上にも書きましたが飲食ブースの混雑ぶりは如何なものかと。
1品買うのに30分とかマジ有り得ん…ヘタしたら2ステージ分は余裕で飛んだぞ。
他の野外フェスも大体同じくらい時間がかかるモノなんでしょうか。
せめて、食べ物とドリンク購入者専用の列を分けて欲しいと思いました。
(そうしている店も有ったのですが、なっていなかった所も…
よりによってソレが、会場内で貴重なヱビスビール販売店だったので。
スーパードライなんて飲めっかよ)
もし次が有るなら、コンサのタオマフ持って自己主張しようかな。他サポさん結構見掛けたよ。
そうそう。DQ9すれ違い通信拾いまくりでした。70人以上。
文句も書いちゃいましたが、是非来年以降も続けて貰いたいです。出来れば土曜日で!
(追記)喰ったもの記録。
フォー(600円)ベトナムの麺
酸味と辛みが暑さの中ではいい塩梅。さすが熱帯の食い物。あ、パクチーは入れましたよ。
ガッパオ(600円)タイ風挽き肉かけご飯、抹茶タピオカ(350円)
列の進みが遅いもんだから、pupa観ながら慌てて立ち食いしましたよw
他にもマンゴーかき氷やらカレーやら食べたかったのですが、列の長さで断念。
後はアルコール投入してました。サングリアうめぇぇぇw