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2008年04月14日

My Blueberry Nights

のっけから白状しちまいます。ノラ・ジョーンズ目当てです。
何気にアルバム全部持ってますんで。別嬪さんですしねぇ(笑)

My Blueberry Nights

公式サイト(注:音が出ます)

彼女の歌声は、一聴してスグにそれだと分かる独特の存在感を持っています。
その声質を表現するのに「スモーキー」というフレーズがよく使われていますが
自分にとってはビター&スィート…夜中に一口だけ食べるチョコレィトの様な味わい、かと。
ただ甘美なだけではなく、僅かに口に残るココアの苦み。
気怠げな、耳に優しいちょっとハスキーな歌声とピアノ。
日の光の下で聴くのには似合わないなぁ、という勝手なイメージを持っています。

そんなノラ・ジョーンズが映画に初出演。しかも主演で。
演技の上手い下手はよく分かりませんが、観ていて特に違和感は無かったので
まぁ良かったんじゃぁないでしょうか。場面・シチュエーションによって違った表情に見えました。
相変わらず綺麗だなぁと思ったり、ある場面では一瞬「あ…ダヴィに似てる?」(笑)
彼女の音楽と同様、夜の場面が美しかったです。
監督は「恋する惑星」「2046」のウォン・カーウァイ。
そう言えば「恋する惑星」ではフェイ・ウォンが出演してました。彼女も別嬪さんだったなぁ。

二股掛けられて捨てられたエリザベス(ノラ・ジョーンズ)が、元恋人の家の向かいにある
カフェに通い詰めて、毎晩、売れ残ったブルーベリーパイを食べに来る様になる。
その内、オーナーのジェレミー(ジュード・ロウ)との会話で慰められ、心を通わせ始める。

所がある日突然彼女はNYを去り、失恋した心の痛手を忘れる為に長い旅に出る。
行く先々で出会ったのは、愛を無くしてしまった人達。
嫁に出て行かれて他の男に奔られてしまった、酒浸りの警官。
愛に束縛されたくなかったが故に、出奔したその嫁。
人を信じない事を信条とする若い女ギャンブラー。
エリザベスは、旅先での出来事を手紙にしたためてジェレミーの元へ送り続ける。
そして、5,000マイル・300日もの回り道を経てNYに戻り、再びカフェへ…

この映画で監督が描きたかったのは「距離」について、だそうです。
エリザベスが旅に出て、物理的な距離は離れて行ってるのに二人の気持ちは近づいて行く。
出会いや別れには、距離は関係ないのかも知れませんね。
ジェレミーの店で何故かブルーベリーパイが売れ残ってしまう様に、理由などない。

上映時間が短い(95分)所為もあってか、エンディングは「えええっ、そ、そうなん?」
ちょっと唐突に思えてしまった、というか。
意外ではなく、まぁ順当なオチなんですけどね。





映画を見終わった後は、お約束のコレ。パイじゃないけど。
My Blueberry Nights
リニューアルしてから開けにくくなったよね?

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Posted by ドミノス at 01:34│Comments(0)Cinema
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